いつもいるおばちゃんについて

いいたか やすこ

足を伸ばして、壁に寄りかかりながら、

何をするでもなく、お茶をすすって

ポツリポツリとその日あったことを話す。


どこにでも、誰にでも、

そんな居場所があって良いよね。


たまには人生経験豊富なおばちゃんとおしゃべりしてみるのも、

楽しいかもしれない。


どんな要望にも応えられないけれど、

いつもここに来たらいるのが当たり前のような、おばちゃんでいたいと思います。